内向的人間の名もなき日々

Diary of a Quiet Soul

【北海道で新設地名が続々登場】Fビレッジ、ロイズタウン、なつぞら、ニセコひらふ

最近全国でユニークな地名が増えています。

何か大きな施設が出来たり、街が発展してきた際に、地名を新設したり変更する場合が多そうです。

その中でも、道民として身びいきながら、北海道の新設地名はかっこよかったり、センスを感じます。

 

そこで、今回は北海道内で、最近新設された興味深い地名を紹介します。

 

 

  市町村 新設年月日
なつぞら 河東郡音更町 2022年4月1日
ニセコひらふ1条~5条 虻田郡倶知安町 2022年10月1日
③ Fビレッジ 北広島市 2023年1月1日 
④ ロイズタウン 石狩郡当別町 2025年4月1日

 

 

河東郡音更町なつぞら

2019年4月から9月にかけて放送されたNHK連続テレビ小説なつぞら』に由来しています。

音更町では、「道の駅おとふけ」を移転し、「なつぞらのふる里」として、ドラマに登場したロケセットを再現し、地域の魅力を発信するスポットとして整備を進めました。

この施設が2022年4月15日に移転オープンするのに先立ち、周辺地域の住所表記も見直され、同年4月1日に、「字音更西2線」・「字音更西3線」・「字下音更北9線西」の一部を分離し、新たに「なつぞら」が誕生しました。

ドラマにちなんで名づけるとは、何ともロマンティックですね。

 

道の駅おとふけ



 

虻田郡倶知安町ニセコひらふ1条~5条

国際リゾート地として知られるニセコエリアの発展に伴い、2022年10月1日に、「字山田」の一部で住居表示が実施され、「ニセコひらふ1条〜5条」が新設されました。

新町名はアンケートの結果、よく知られており、地所がイメージできるなどの理由により選ばれました。

確かに「字山田」だとニセコをイメージしにくいので、良いネーミングだと思います。

 

ニセコひらふ



 

北広島市Fビレッジ

北広島市の町名「Fビレッジ」は、もともとの町名「共栄」の一部から、2023年1月1日に新設されました。​北海道日本ハムファイターズの新しい本拠地「エスコンフィールドHOKKAIDO」を中心とした「北海道ボールパークFビレッジ」の所在地であることが由来になっています。​「エスコンフィールドHOKKAIDO」はその後、2023年3月14日に完成しています。

「Fビレッジ」とはカッコイイ名前ですね。何年後かに、隣接地にJR千歳線の新駅ができる予定ですが、「Fビレッジ」駅となるのでしょうか。

 

Fビレッジ

 

 

④ 石狩郡当別町ロイズタウン

つい先日の2025年4月1日、北海道土産として有名な「ロイズ」のチョコレートの製造元ロイズコンフェクトのロイズタウン工場敷地とその周辺で、従来の「ビトエ」と「当別太」の一部から「ロイズタウン」が新設されました。近くには2022年3月にできた学園都市線の「ロイズタウン」駅があり、近隣の町道の愛称も「チョコレートストリート」、「カカオアベニュー」など意識したネーミングとなっており、名実ともに周辺が「ロイズタウン」になりました。

まだ新しいため、本日(2025年4月9日)時点でGoogleマップに新地名は反映されていません。

ロイズタウン工場の住所もこれまでの「石狩郡当別町ビトエ640-15」から「石狩郡当別町ロイズタウン1-1」に変わりました。

企業のために変更した例です。住所も「ロイズタウン」の方が企業イメージが良いですね。

 

ロイズタウン

ロイズチョコレートストリート看板




 

特徴ある地名にすることは、知名度アップにもなり、観光にもプラスの影響を与えること間違いなしです。歴史ある地名が失われる側面はありますが・・・

今後もこのような特徴ある地名は増えていくはずですので、注目していきたいと思います。